長寿の祝いを「古希」からとする人が多いようです。古希とは、中国の詩人杜甫が「人生七十古来稀なり」(人生70歳を迎える人はごく少数である)と詠ったのにちなんでいます。以前は還暦の祝いで、家を後継者に譲って引退するという風習がありましたが、最近では古希の祝いで二代目を紹介し引き継ぐ方が多いようです。還暦の祝いは「赤」、古希は「紫」、傘寿は「金茶」というのがイメージカラーです。白寿(99歳)と百寿(100歳)のどちらを大々的に祝ったらいいかという問題があります。この歳になると1年1年が大切ですから、どちらも盛大に、みんなで長寿を祝ってあげるのがいいでしょう。長寿の祝いのお返しとしては、以前は本人がつくった火吹き竹や斗升かきを配り、配られた人はそれを使い長寿にあやかるという風習がありました。最近では本人が書いた色紙、短冊、手形にサインをして贈ることが多くなっています。
臨終を医師から告げられたら、新しい割箸の先に脱脂綿やガーゼを巻いて水を含ませ、その場に居合わせた近親者で、血縁の近い人から順に唇をしめらせてあげます。これを「末期の水(死に水)」といい、死に瀕した人の蘇生を願って行う儀式ですが、最近ではほとんど臨終後に行っているようです。次に、アルコールに浸した脱脂綿で遺体を拭きます。これを「湯濯」といい、昔は逆さ水(たらいに水を先に入れ、その後にお湯を足したもの)で遺体を全身洗い清めました。清めたら、老廃物が流出しないように口、鼻、耳、肛門などに脱脂綿を詰めます。硬直の始まらないうちに目や口は閉じてあげます。「死化粧」は、男性ならヒゲをそって頭髪を整え、女性や子供には薄化粧をして、できるだけきれいに見えるようにしてあげます。
正式ディナーに限らず、大人数のパーティーでは、主催者が主賓とレシービング・ラインをつくって、招客一人一人を主賓に紹介する慣例がある。これをレシービング・ラインという。その目的は、?招客を部屋の入口に立って迎え入れる。?主賓に招客を一人一人紹介する。である。レシービング・ラインは、会場内の、入口に最も近い場所というのが一般的であり、入口の左右にはこだわらない。つまり、会場への客の導入をスムーズに行える左または右のいずれかに、レシービング・ラインをつくる。時には、会場の前室となっているホールや、会場内の適当な場所にラインをつくることもある。ただし、客を迎え入れるので、あまり会場の奥まったところや上位場所は適当でない。レシービング・ラインに立つ人の数は、正式ディナーなどの大きな会でも最大四人。二人がのぞましい数とされているから、五人も六人も並ぶことは好ましくない。
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