大学受験予備校の活用

夜間部のデメリットもあげないと不公平だろう。私が思うに次の二点があげられる。?講義の選択の幅が狭いこと。利点でもあるびっしりつまった毎日六時〜、七時半〜の二コマ九十分の講義時間割は同時に多くの受講したい講義が重ならざるをえないという欠点でもある。ただ、この不満に対して大学側は既に解決案を示している。即ち昼間部に同じ講義があれば受講してよいという対応である。立命館大学の例をあげると一日九十分の講義が七コマあり、同じテーマについて必ず午前と夜間二度開講する工夫をしている。このことは私立大学で続々と開設された夜間主コースでは大抵実施されており、実質的には夜間に限定された学生生活を送らなくてもよくなっている。?夜間部そのものが縮小の方向にあることである。北陸地方で唯一、夜間部経済学部として人気を集めていた金沢星陵大学経済学部夜間は赤字を理由に廃校の方向にある。国立大学並みの学費の安さと少人数制は同時に膨大な昼間部からの金銭的援助がなければ成立する話ではない。折からの昼間部の受験生の減少が夜間部廃止の動きを加速させたと思われる。

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